管理会社・保証会社の審査は、時代とともに変わる
「この管理会社は厳しい。」
「この保証会社はまず通らない。」
不動産業界では、このような話をよく耳にします。
例えば、
- 長谷工ライブネット
- 三井不動産レジデンシャルリース
といった管理会社や、
- 新日本信用保証
- レグシス
などの保証会社についても、「審査が厳しい」という印象を持つ人は少なくありません。
しかし、私が伝えたいのは、審査基準はずっと同じではないということです。
実際に、過去には「この会社なら余裕で通っていた」という時期がありました。
管理会社も空室が増えれば、入居を決めなければ家賃収入は入りません。そのため、市場環境によっては、ある程度柔軟な判断をする場面もあります。
保証会社も同様です。
特に設立から間もない保証会社は、契約件数を増やし保証料収入を積み上げたいという事情があります。そのため、比較的積極的に案件を引き受けるケースも見られます。
一方で、契約件数が増え、会社の経営基盤が安定してくると話は変わります。
保証事故のリスクを抑えるため、審査基準を見直し、以前より慎重な判断をするようになることも珍しくありません。
つまり、「昔は通ったのに今は通らない」「以前は柔軟だった会社が厳しくなった」ということは、業界では十分に起こり得ることです。
だからこそ、数年前の情報だけを信じて判断するのではなく、「今の審査傾向」を把握することが重要です。
管理会社や保証会社の評価は固定ではありません。
市場環境や空室状況、会社の経営方針によって、審査のスタンスは変化していきます。
不動産賃貸は「生きた市場」です。
過去の常識が、現在の常識とは限らない。そのことを知っておくだけでも、部屋探しや入居審査への向き合い方は大きく変わるでしょう。